紙の本と電子書籍、反射光と透過光

本といえば紙でできているものだが、最近では電子書籍も人気だ。

電子書籍は、分からない言葉があっても辞書が内蔵されていてすぐに調べることができる。

なにより、邪魔にならない。

紙の本はとにかく邪魔になりがちだ。我家には4畳半ほどの部屋があり、その部屋は本で溢れている。不定期に処分をしているが、それでもどんどん増えていく。

その点、電子書籍ならいくら読んでも邪魔にはならない。価格も若干安い。

電子書籍のデメリットといえば、パラパラめくれない。小説ならパラパラめくったりはしないことが多いが、専門書となると、辞書代わりに使うのでパラパラめくれないのは具合が悪い。

ところで、個人的には電子書籍を読むのはあまり好きではない。理由はよくわからない。

何故かと考えてみたが、目が疲れるような印象はある。バックライトを可能な限り控えてもやっぱり疲れる。それから、なんだか頭に入ってこない。

本より頭で理解しにくいように感じている。

と思っていたら、そういう実験データもあるそうだ。

反射光と透過光

反射光と透過光というのがある。

反射光というのは、本などに反射した光のことだ。

透過光というのは、電子書籍のバックライトから出る光だ。画面の奥から出てくるイメージだ。

反射光と透過光では、頭の使い方が違うそうだ。

反射光は左脳、透過光は右脳を使うということらしい。

また、反射光で読む場合は、能動的に読むようだ。一方の透過光の場合は受動的になる。

要するに、紙の本を読むときは、反対意見を考えたりしながら読むのだが、電子書籍の場合は全てを受け入れる傾向があると言うことだ。

ネットでフェイクニュースというのがあるが、あれを簡単に信じてしまうのも透過光だからなのかもしれない。

 

ちなみに、電子書籍を透過光のように書いているが、電子書籍には電子ペーパーを使った媒体もある。電子ペーパーは反射光を使うので基本的には本と同じなのだ。

例えば、Kindleは電子ペーパーだが、パソコンやiPadにもアプリがある。そのアプリを使って読む場合は透過光で読むことになる。

だから、透過光と反射光の比較と、電子書籍と本の比較では、厳密には意味合いが異なる。

仮に反射光が悪いのだとすれば、電子書籍が悪いのではなくて反射光を使った媒体を使って読むから悪いのだ。

 

考えるという作業

そういえば、考え事をするときに、パソコンに文字をいれながら考える場合と、紙に書きながら考える場合がある。

私の個人的な感覚だが、パソコンに文字をいれながらの場合は、頭が働かない。

やはり紙に書き込んでいる方が、いろいろ頭が働いてくれる。

今、私は、パソコンに向かって、この文章を書いているが、はっきりいって書きたいことがきちんと書けているかと言えば、そうでもない。7~8割方の思いは書き出せているように思うが、残りの部分が出てこない。

7~8割くらい表現できれば十分な気もするが、残りの部分が得てした大事な部分だったりする。

そう考えると、パソコンで書くのではなくて、紙に書いた方がいいのだろう。

実際、紙に書いて、それを清書するようにパソコンに入力する方が遙かにいい仕事ができるように思っている。

反射光や透過光なんてたかだか光の反射の違いで、光の明るさが変るわけではないのだろうが、案外重要なポイントなのかもしれない。

 

では、考えるときにも反射光を使った入力装置ならいいわけだ。電子ペーパーの入力装置を買えばいいわけだ。

電子ペーパーを使ったノートパソコンなんてのは聞いたことがないが、入力装置ならある。

ポメラだ。

ポメラも高級なものは電子ペーパーではなくバックライトになってしまうので、安価なポメラでなくてはならない。

このポメラDM30なら、画面は電子ペーパーなのだ。FEPはATOKを使っている。キーピッチがやや狭いのが難点だ。ここがクリアできればなかなかいいのだが。。。

 

ポメラとよく似たものにこのTravelerというものがある。価格は高めだが、WiFiと接続でき、EvernoteやGoogle Driveなどと連携できる。正に文字入力にうってつけだ。

 

問題は日本語入力ができるのか?という点だけだ。一応日本語対応のようだが、FEPが問題だ。アホなFEPは入力が辛い。ATOKは使えないだろう。

これを考えると、ポメラがいい。

ポメラの弱点は、キーピッチが狭い。

日本のメーカーはどうもキーボードをないがしろにする。この点アメリカ人はフルピッチのキーボードが当たり前のようだ。アップルはキーボードに妥協しない。日本のメーカーは大きさのためなら簡単にキーピッチを狭くしてしまう。

人間がノートパソコンなどと接する唯一の接点であるにもかかわらず、いとも簡単に妥協してしまう。

狭いキーピッチは、少しの時間なら慣れれば問題ない。しかし、長時間となると、肩が凝る。

入力装置であるのだから、長時間使うことも考えて貰えないものなのだろうか。

話がそれたが、最後に、電子ペーパーの入力装置の決定版が登場することを願う。